119番通報でスマホ映像(通報者が現場撮影者に)
最近、火災のニュースをよく見る。天気がよく空気が乾燥しているので、火事になると火の勢いも早いのかもしれない。
そのような中で、「Live119」というのを知った。HPによると、
・通報現場をリアルタイムに通信指令室と共有
Live119は通報現場の状況を撮影し、リアルタイムに伝送することを実現する全く新しい通報システム。
消防指令センターは、通報者が撮影する映像から通報現場の詳しい状況(傷病や火災の様子)を確認し、音声による 119 番通報だけでは把握が難しい視覚的な情報をリアルタイムで収集することができる
・救急隊への映像転送が可能
救急隊への映像転送が可能であるため、救急隊員から通報者への効果的な口頭指導を支援する。
・通報者(利用者)はスマホのアプリ不要
通報者がプラグインソフトのインストールやネイティブアプリのダウンロードをすることなくウェブブラウザ上でリアルタイム通信を行うための新技術を採用している。
これは、便利だと私は思った。
火災もそうだが、交通事故、家族の自宅での予測不可能な事態で救急車を呼ぶ場合にも役立つ。
事故や火事、急病人を発見したときに、119番に電話しても口で説明するのは非常に難しい。
私も、過去、マンションの5Fから近所で火の手が見えて119番通報をしたことがある。結果的に、消防車が来たのだが、どうも空き地で何かを燃やしていただけだったみたいだ。
遠くから、消防車のサイレン音が近づいてきて、空き地で人の動きが見え始めたのを覚えている。
私も、消防車を呼んだ手前、現地に行ってみると狭い道を大きな消防車が一人の消防士に先導されながらゆっくり進んでいき、焦げ臭い匂いがすると大声で叫んでいた。
すでに、空き地の火を近所の人が消し去っていたが、消防士さんが近所に人に話を聞いていた。消防士さんは、本当の火事でなくて何より、ただ、空き地で火を焚くのは止めた方がいいと。今回見たいに通報が発生しますよと消防士さんが近所の人にやさしくいっていた。
119Liveシステムが導入されていたら、私の体験談も実は、消防士さんのリアルタイム指示により現地到着させなくて済んだのかもしれない。
119番通報をする機会は、非常に少ないのでもしものときに言葉だけでなく映像で伝えることができると非常に助かる。
被害が大きくならないように、助かる命を確実に助けるためにもこのシステムがあることは意識しておこうと思った。
山中で電波状況が悪かったり、操作方法がよくわからなかった、けが人をスマホで撮影すると通報者(撮影者)が野次馬と誤解されるなどの課題、トラブルがあるみたいだ。やはり、多くの人にこのシステムを理解してもらうことが大切だ。