「置き配」のトラブル続出
テレビで見たが宅配業者の「置き配」でトラブルが続出しているようだ。特にマンションのような集合住宅でのトラブル事例が多かった。
例えば、
1.置き配により、玄関の扉が開かない
マンションの扉が少しだけ開き、覗いてみると起き配がじゃまして扉が開かず、閉じ込められる。
宅配業者に電話しても、ドライバーと連絡がとれずに「たらい回し」にされ時間ばかり経過する。
その結果、家主は警察に連絡し「置き配」を移動してもらう。警察官もため息交じりで「置き配」の重量があるのでこれでは玄関ドアが開かないはずと言われたようだ。
2.「置き配」したと、業者から写真メールは届いたが肝心な荷物がない
マンションの入り口付近にあるガスメーターボックスのドアを開けて「置き配」をしたとのことだが、見当たらない。宅配業者から送信された写真メールを見ると、家主のガスメーターボックスの場所とは若干異なる。そのため、各フロアーのガスメーターボックスのドアを開けて荷物を探す羽目になり、ようやく見つけたと。3軒隣のガスメーターボックスに「置き配」されていたのだ。
3.「置き配」により、玄関の扉を開けると荷物が落ちる
マンションの扉が少しだけ開き、覗いてみると「置き配」があり、複数の荷物が重ねてある「置き配」上の荷物が細長いため、扉を開けることができない。その上の荷物は壊れ物扱いの荷物のため、落下させると破損する恐れがある。結果的に宅配業者に連絡して解決したのかは不明。
コロナ禍で対面の受け取りをせず、「置き配」を選択する場合もあるので思わぬトラブルに巻き込まれないように注意したい。
「置き配」をする宅配業者に問題があるのかという議論のなかで、利用する側がしっかりと場所を指定しないのも配慮が欠けているという話もある。
「置き配」で玄関ドアがふさがれて警察を呼ぶなんて大袈裟すぎるという話もある。
「置き配」指定ができるシステムは例えば以下のとおり
玄関
ガスメータボックス
自転車かご
車庫
管理人
置き配を利用しない
テレビの「置き配」トラブルを受けて、
特に一人暮らしでワンルームに住んでいる方々が巻き込まれたのではないかと想定してみた。
今後は、宅配される荷物が重たい、重量がある、あるいは長い場合は玄関付近へ「置き配」をしないとか、ガスメータボックスの中に目印を入れて家主のガスメーターボックスであることを明確化するとか利用する側も対策を考える必要があると感じた。