複雑な情報を整理するマインドマップ作成
資料を集めても、なかなか理解できないときに何か良い方法はないかと考え、マインドマップについて調べてみた。
マインドマップとは
自らの思考や発送を視覚的に捉えて脳内の情報を整理・開放し、新たな発想を得るための手法。
簡単に言えば、放射線状にひとつの情報を別の情報と関連付けて、また別の情報へと展開していく流れとして中心から放射状(木の葉、枝に例えられる)に思考を広げること。
マインドマップを使うメリット
・複雑な情報を整理できる
吐き出す(書き出す)ことで頭の中を整理することができる
一次的に記憶できる人間の脳には限りがある。限界を超えると記憶が脳から吐き出されていく。そのため、マインドマップに脳から考えていることを吐き出す(書き出す)ことが大事。
・発想を広げる
マインドマップは放射状なので1つの枝からアイディアを2つ、3つと展開していくことができる。展開していくアイディアが広がり形を形成していくことでアイディアの発想を広げる。
・アイディアを掘り下げる
発想で広げたアイディアに対して深堀ができる。
例:留学したい→いつ→12月
→どこに→イギリス
マインドマップ活用例
・買い物メモのマインドマップ
・スピーチのためのマインドマップ
・勉強のためのマインドマップ
記憶力アップ、いいアイデアが浮かぶ、時間の無駄がなくなる、テストの点があがる、自分の考えがうまくまとめられる
参考:絵、色、言葉を使う
・メモリーツリー記憶法
例えば、日本史の記憶とか、一問一答で勉強するのではなく、関連づけて作成することで自然に覚えることができる。
マインドマップツール
無料で使えるマインドマップソフトの紹介
・Xmind
上記のマインドマップツールを用いて、決裁資料に関するマインドマップを作成してみた。
決裁資料も、法律、会社の内規、チェックシート、契約書、見積り、決裁権者、承認フロー等(※)ややこしい。※物品購入、資産取得、業務委託が複数に跨る場合は最上位の決定権者を選定する必要がある。
マインドマップを作成して感じたことは、かなり時間を要すことだ。ただし、全体を俯瞰できるし、コメント、気づきも追加、削除できるので便利だと思った。
時間を要してるので、いやがおうにも覚えてくる。
資料を理解するために、手書きでノートにまとめるにも決裁文書作成のフローは要点をまとめることができないので全て書くことになる。ノートに記載すると変更が困難だがツールを使用すると追加、削除ができる。時間をかけて理解し追加、削除で自分が理解しやすいようにカスタマイズすることがまずは第一歩だ。時間経過とともに記憶できるようになれば、ポイントごとに要約できるようになると思う。
全て書くことが悪いこととは思わない。読んだり、見たりして理解しているつもりになりやすい。書くことで「~しているつもり」を防ぐことができる。
あまり、書きすぎるとごちゃごちゃになるかもしれないが、自分が理解できれば役立つと感じた。